iOSアップデートとバッテリーの「誤解」を解く
- SmaFix

- 10月31日
- 読了時間: 4分
~iPhoneのバッテリーが減るのはアップデートのせい?それとも…~
■ アップデート後に「減りが早い」と感じる理由
iOSをアップデートした直後に、「バッテリーが前よりも早く減る」と感じる方が多いですが、これは一時的な現象であることがほとんどです。Apple公式の説明にもある通り、アップデート後はバックグラウンドで様々な最適化処理(写真の再分析やアプリの再インデックスなど)が行われています。これらの処理が終わるまで数日かかることがあり、その間は一時的に電力消費が増加します。
つまり、「アップデート直後に減りが早い=バッテリー劣化」ではありません。数日経過しても改善しない場合のみ、バッテリーの性能を疑うべきです。
■ iOSのバージョンが違ってもバッテリー駆動時間は大きく変わらない
iOSのアップデートによって、新機能やセキュリティ強化が行われても、基本的な電力効率はAppleが慎重に調整しています。同じ条件下であれば、「iOS 16」と「iOS 17」でバッテリー駆動時間が極端に変わることはありません。Appleはテスト段階で複数のモデルを検証しており、旧機種であっても最低限の駆動時間を維持できるように設計されています。
■ 互換バッテリーに交換したのに持ちが悪い?その原因
修理店でバッテリー交換をしたあと、「新品にしたのに減りが早い」と感じるケースがあります。この場合、原因は大きく2つ考えられます。
互換バッテリーの品質問題互換バッテリーの中には、セル(電池の中身)の品質が低いものや、ICチップ内のデータだけ書き換えて新品としている。こうしたバッテリーは容量の表示が正確でなかったり、放電効率が悪いため、体感的に減りが早く感じられます。取り扱っているパーツによってはメーカーがapple純正バッテリーの中古品のセルを使用しICチップ内のデータを書き換えて新品と扱っている場合もあります。
使用環境の変化iOSやアプリの進化により、処理量やバックグラウンド通信が増えています。購入当初と比べると、スマホの“やること”が多くなっており、同じ容量のバッテリーでも使用時間が短く感じるのは自然なことです。
しかし、交換前に最大容量が80%で交換後に最大容量が100%になっている場合、物理的に機能しているバッテリーセル部分は増加しているはずなので交換後があまり変わらないということはない
■ 修理店が「バッテリー持ちは変わらない」と説明する理由
「iOSが新しいから持ちは変わらない」「アプリの量で変わる」と説明する修理店もあります。この説明自体は半分正解です。iOSやアプリの影響も確かにありますが、それは健全な新品バッテリーであれば一定範囲に収まる変化です。
もし交換直後に極端に持ちが悪い場合は、バッテリーの品質や取付精度に問題がある可能性が高いです。
■ 結論:正しい検証と信頼できる部品選びを
iPhoneのバッテリー駆動時間を正しく評価するには、
アップデート後は数日間の観察期間を置くこと
バッテリー交換後に実測でどのくらい持つかを記録することが大切です。
当店では、品質が確認された互換バッテリーを使用し、交換後には電圧・温度・容量を測定してからお渡ししています。アップデートによる変化と、バッテリーそのものの問題を分けて判断することで、より安心して長くお使いいただけます。
当店では通常バッテリーと高品質バッテリーを使用しています。
appleの規格に合わせたICを利用している高品質バッテリー ICチップもすべて互換品の通常バッテリーの2種類です。
価格に少しの差はありますがお客様にご満足いただける価格でご提供しております。
一般的な修理店よりお安い価格で提供しておりますため
品質が悪いのでは?といったご質問も頂きますが、当店は広告費、人件費等の運営にかかる費用を極限まで抑え、お客様にご満足いただける金額でご提供できるように尽くしております。
ぜひお気軽にお問合せくださいませ。





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